トム・ホランド主演「アンチャーテッド」監督が再び降板



ソニー・ピクチャーズがトム・ホランド主演で同名人気ゲームを実写映画化する「アンチャーテッド」から、ダン・トラクテンバーグ監督(「10クローバーフィールド・レーン」)が離脱したことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

プレイステーション用のソフトアンチャーテッドシリーズは、トレジャーハンターの"ネイト"ことネイサン・ドレイクの冒険を描くアクションアドベンチャーゲーム2016年に発売されたシリーズ最終章「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」は、全世界累計販売数が1500万本を超える記録破りの大ヒットとなった。

ソニーは08年から実写映画版の企画開発をはじめ、これまでにセス・ゴードン(「ベイウォッチ」)、デビッド・O・ラッセル(「世界にひとつのプレイブック」)、ニール・バーガー(「リミットレス」)らが監督候補に挙げられてきた。16年11月には、「ナイトミュージアムシリーズショーン・レビが監督に就任。ほどなくしてホランドが主演に決まり、ようやく本格始動したものの、今年に入ってレビ監督が降板を表明。メガホンを引き継いだトラクテンバーグ監督も降板したことで、またしても監督不在となってしまった。

同紙によれば、20年12月20日の全米公開に間に合うよう、年明けのクランクインを目指すソニーは、早速新たな監督探しを始めているとのことだ。ちなみにソニーは、同社が所有する豊富なゲームライブラリーのテレビドラマ化・映画化を目的に今年5月、プレイステーションプロダクションを設立。本作はその第1弾となる。

アイアンマン」「メン・イン・ブラック インターナショナル」の脚本家コンビ、アート・マーカム&マット・ホロウェイとレイフ・ジャドキンス(ドラマエージェント・オブ・シールド」)が最新稿を執筆。チャールズ・ローベン(「ダークナイト」「ワンダーウーマン」)、アビ・アラド(「スパイダーマンシリーズ)、アレックス・ガートナー(「グレートウォール」)が製作にあたる。

トム・ホランド


(出典 news.nicovideo.jp)